「空き家・終活・相続」の
株式会社ニュートンアーバイルズ 鳥巣です。

本日は『空き家を管理しないといけない理由』についてです。

「誰も住んでいないんだから空き家は管理しなくてもいいだろ」
そう思っているのであれば、今回の記事を読んでください。

空き家を管理しないといけない理由

空き家を管理しなければいけない理由は大きく分けて、3つあります。
では具体的な内容を書いていきます。

1.衛生面や安全面で近隣住民や地域とトラブルになる

空き家を放置しておくと湿気の滞留により、膨張やカビが蔓延してしまいます。そのままにしておくと家の壁、内装、外装も傷んでしまいます。
そうなってしまうと家屋が崩れてしまい、隣の家に当たってしまった。最悪の場合、人に当たってしまい大事故につながる危険性もあります。
(一昨年、弊社お客様で売却検討をして頂いていたお客様所有の空き家で脚立等が台風の強風で倒壊して近所の親子に怪我を負わせてしまった事故も有りました)
そうなってしまうと空き家の所有者が責任を取らないといけなくなってしまいます。

2.不法侵入や放火など犯罪リスクも高くなる

管理がされていないほどの空き家は不法侵入・不法占拠、窃盗、放火、監禁など犯罪拠点として利用される可能性があり、犯罪拠点犯罪リスクが高まります。
その結果、空き巣の窃盗事件が起こりやすくなってしまいます。

3.特定空き家に指定され固定資産税が増える

平成27年に「空き家等対策の推進に関する特別処置法」が制定されました。
この法律は「特定空き家」に指定されると市区町村から助言、指導、勧告、命令を受けることになります。
そして、指導を受けても改善されない場合は、固定資産税の優遇など住宅特例から除外される勧告を受けてしまいます。

固定資産税の住宅特例は、家屋があれば土地の固定資産税は更地の場合よりも6分の1に優遇する処置となっています。
それが、特定空き家に指定されると特例が適用されなくなり、固定資産が6倍になってしまいます。

※特定空き家に指定される条件
・そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
・著しく衛生上有害となるおそれのある状態
・適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
・その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

まとめ

今回、空き家を管理しないといけない理由について書いていきました。
今迄は何も問題も起こらなかったから大丈夫!誰も住んでいないからほったらかしても、問題ないだろと思っていたことが間違いだったと気づいて頂けたと思います。

空き家に関して、何か相談したい、、、
そう思っていただければ、お気軽にご連絡ください!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

鳥巣

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